ドレンパンの構造、エアコン内部での設置場所と仕組み

ドレンパンは、エアコン内部の、熱交換器の下部に設置されています。ここでは、ドレンパンの構造について、設置場所と、結露水を排水する仕組みについて詳しく解説します。まず、ドレンパンの設置場所についてです。ドレンパンは、エアコン内部の、熱交換器と呼ばれる、冷媒ガスを冷却したり、温めたりする部品の下部に設置されています。熱交換器は、冷房運転や、除湿運転を行う際に、結露が発生する場所であり、ドレンパンは、この結露水をキャッチする役割を担っています。また、ドレンパンは、エアコンの機種によって、形状や、設置場所が異なります。壁掛け型エアコンの場合は、エアコン本体の下部に設置されており、天井埋め込み型エアコンの場合は、天井裏に設置されています。次に、ドレンパンが結露水を排水する仕組みについてです。ドレンパンは、受け皿のような形状をしており、熱交換器で発生した結露水を受け止めます。ドレンパンの底には、ドレンホースと繋がる排水口があり、結露水は、この排水口を通って、ドレンホースに流れ込みます。ドレンホースは、屋外につながっており、結露水は、ドレンホースを通って、屋外に排水されます。ドレンパンの底には、傾斜がついており、結露水がスムーズに排水されるような構造になっています。また、ドレンパンには、フロートと呼ばれる部品が設置されている場合があります。フロートは、結露水が一定量溜まると、排水ポンプを作動させ、結露水を強制的に排水する役割を担っています。ドレンパンは、エアコン内部で発生する結露水を、適切に排水するための重要な部品です。

投稿者 i1k7xK4vwORn