我が家の浴槽は築25年のもので、正直、かなりくたびれていました。表面には細かい傷やシミが多く、掃除してもなんとなくザラザラしていて、見た目もあまりきれいではありませんでした。特に気になっていたのが、お湯がすぐに冷めてしまうこと。冬場は追い焚きを頻繁にしないと温かいまま入浴できず、光熱費も気になっていました。「そろそろ交換の時期かな」とは漠然と考えていたのですが、工事って大変そうだし費用もかかるだろうと、なかなか踏み出せずにいました。しかし、ある日、浴槽の縁の一部に小さなひび割れを見つけてしまったんです。これが決め手となり、本格的に浴槽交換を検討し始めました。 まずはインターネットで情報収集です。「浴槽 交換 費用」「浴槽 種類」といったキーワードで調べてみました。色々な素材や機能の浴槽があること、そして費用はピンキリであることが分かりました。次に、実際に業者に相談してみることにしました。近所の工務店と、インターネットで見つけたリフォーム専門業者、そして大手のリフォーム会社、合計3社に見積もりを依頼しました。各社とも丁寧に現地調査をしてくれ、現在の浴槽の状態や浴室全体の構造を確認してくれました。希望する浴槽の種類や機能、予算などを伝えると、それぞれ異なる提案や見積もりを出してくれました。見積もり金額はもちろん、工事内容の説明の分かりやすさや、担当者の対応の丁寧さなどを比較検討しました。結果、価格と提案内容、そして担当者の誠実そうな対応に納得できた地元のリフォーム専門業者にお願いすることにしました。 工事は、平日に2日間かけて行われました。初日は古い浴槽の撤去と配管工事です。作業員の方が手際よく養生をしてくれた後、あっという間に古い浴槽が運び出されました。長年お世話になった浴槽ですが、いざなくなると結構すっきりしたものです。配管工事の音は多少しましたが、作業員の方が休憩時間などを配慮してくれて助かりました。2日目は新しい浴槽の設置と仕上げです。新しい浴槽は F R P 製ですが、以前のものより保温性が高いというタイプを選びました。搬入・設置、配管接続、そして水漏れチェックと進んでいきます。最後に、浴槽と壁の隙間をきれいにコーキングしてもらい、全体の清掃をして工事完了です。